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事例|実家が競売開始決定…連帯保証人の娘様と共に任意売却で解決(尼崎市)

競売開始決定通知が届いた実家の問題を任意売却で解決し、笑顔を取り戻した尼崎市のご家族(父・母・連帯保証人の娘) 競売とは

「実家に裁判所から競売の通知が届いた」「私も連帯保証人になっている」というご相談は、一刻を争う状況です。

今回は、兵庫県尼崎市にお住まいのH.H様より、お父様が住宅ローンの督促を放置し、競売にかけられてしまったご実家を、娘様と協力して競売入札前に任意売却で解決した事例をご紹介します。

ご相談内容と解決

尼崎市 一戸建
H.H様
主婦

女性からのお電話です。

「両親が住んでいる実家に裁判所から競売開始決定通知が届きました。私はすでに結婚して別世帯ですが、連帯保証人になった記憶があるので、今後のことについて相談したい」とのことです。

競売まで進んでいると、急いで手続きを進める必要があるとご説明し、翌日実家でご両親と娘さんの三人と面談を行いました。

問題の背景:父の独断による「リスケジュール」と督促無視

父親は、数年前から住宅ローンの返済が困難になり、たびたび銀行から督促状が来ていましたが、妻子に相談はせず、密かに銀行と交渉し住宅ローンの繰り延べ(リスケ)の手続きをしていました。

住宅ローンの繰り延べは返済期間を延長することにより、毎月の返済金額を減額する方法です。

しかし将来、収入が増える確かな計画がなければ、問題の先送りになり、返済総額が増えるため状況はさらに悪くなります。

父親はどうしたら良いか分からないまま延滞を重ねることにより、裁判所の競売に至りました。

住宅ローン契約書を確認すると、母親と娘さんが連帯保証人になっており、返済を免れることはできません。

父親に確認すると、延滞が始まってからは銀行からの電話には出ず、督促状や自宅訪問も無視していたとのことです。

解決へのプロセス:連帯保証人(母・娘)を守るための緊急対応

債権者(保証会社)との交渉と任意売却の承認

まずは代位弁済した保証会社へ電話をすると、来社面談を求められたため、父親の面談時には私も同席し、任意売却の承認を取り付けました。

競売入札までの「時間との勝負」に勝つ販売活動

その後は保証会社と任意売却の販売価格を取り決め、販売活動をスタートしましたが、競売の手続きは進行するため、状況調査のため執行官が訪問しました。

解決結果:競売回避と無理のない残債返済へ

迅速に販売した結果、好条件の購入者も見つけることができ、競売入札前に任意売却を完了することができました。

売却後の残債務の返済についても、両親と娘さん合わせて家計の重荷にならない返済額に収めることができました。

担当者が解説:この事例の重要なポイント

Q
連帯保証人は支払いから逃げられないのでしょうか?
A

原則として全額返済の義務がありますが、生活を守る方法はあります。

連帯保証人になっている以上、銀行からの請求を法的に拒否することはできません。しかし、だからといって「自己破産しかない」と諦める必要はありません。

競売(強制的な売却)になってしまうと、市場価格より安く叩き売られ、多額の借金(残債)が残ってしまいます。

一方で、今回の事例のように「任意売却」を行えば、市場価格に近い高値で売却できるため、借金を大幅に圧縮できます。

残った債務についても、債権者(保証会社)と交渉し、現在の生活に支障のない範囲での分割払い(月々数千円〜数万円程度など)にまとめることが可能です。

Q
実家を売らずに住み続ける方法はなかったのでしょうか?
A

今回はご両親の収入状況から売却を選択しましたが、条件次第では可能です。

ご自宅に住み続けたい場合、「親子間売買(子供が親の家を買う)」や「リースバック(投資家に家を売って賃貸として住む)」という方法があります。

しかし、これらの方法を利用するには、購入者や家賃を支払う方に「安定した収入」が必要です。

今回の事例では、お父様の収入減が原因であったこと、また将来的な年金生活を考慮すると、無理に住み続けるよりも売却して生活を再建する方が最善であると判断しました。

もし、ご家族に家賃を支払える収入がある場合は、住み続ける解決策も提案可能です。詳しくは以下のページをご覧ください。

住み続けながら解決する「リースバック」とは?

ポイント

住宅ローンの返済を家族の一人に任せっきりにした場合、返済が困難になったときに家族に相談できなかったという話はよくあります。

今回のように「裁判所から競売通知」が来た、または住宅ローン毎月返済が打ち切られ、「代位弁済」「一括請求」になったときは、早急に的確な手続きが必要になります。

任意売却と競売は並行して進めることができますが、競売の入札が始まるまでに売却を完了しなければならず、時間との競争になります。

任意売却 大阪相談室は債権者(銀行・保証会社等)との交渉に長け、優れた販売力で早期に売却し競売処分を回避した実績が多数あります。

任意売却の解決事例

物件やローン内容、ご家族の状況など、お一人おひとりの事情は異なりますが、最も適した方法をご提案し解決へ導きます。