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返済を3回以上滞納し「代位弁済」「一括請求」と言われた

住宅ローンの返済を3回以上滞納すると、事態は深刻です。

返済を正常に戻せない人が多くなるため、銀行・債権回収会社の対応も変わり、収支状況について質問されます。

全く銀行・債権回収会社へ連絡を取らない人もいますが、その行動は望ましくありません。

銀行等の心証が悪くなり、その後の交渉にも悪影響を及ぼします。

「代位弁済」「一括請求」という言葉が出てくる

催告書・通知書のサンプル

「代位弁済」とは、住宅ローンに保証会社を利用している場合、期限が来たらあなたに代わって保証会社が銀行へ弁済(返済)することです。

「一括請求」とは、支払いの最終期限後、または保証会社の代位弁済後、残っている住宅ローン債務の全額請求を受けることです。

住宅金融支援機構で借り入れしている場合は、「全額繰上償還請求」といいます。

どちらも毎月返済を打ち切られ、残りの債務全額を一括請求されることになり、引き続いて裁判所へ競売申立てが行われます。

滞納している状況を改善できる目途がない場合、家は裁判所の競売、または自主的な売却で手放すしか方法はありません。

競売で強制的に売却されることに、何らメリットはありません

競売は市場価格より安く売却され、売却スケジュールも裁判所が取り決め、あなたの都合は配慮されません。

「任意売却」とは裁判所の競売とは異なり、銀行等と交渉し承諾を得て、通常の中古物件として自主的に販売を行う手法です。

任意売却を活用すると、市場価格で売却することで残債を大きく減らし、スムーズな引越しで新生活の準備が可能です。

売却後に債務が残った場合でも、債権者と円滑な交渉ができて安心です。

任意売却を進めるには、銀行・債権回収会社と適切に交渉することが重要です。

《任意売却 大阪相談室》では売却する前の早い段階から、銀行との交渉もアドバイスします。