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住宅ローンの繰り延べ(リスケ)・借り換え

住宅ローンの繰り延べ(リスケ) とは

現在借りている銀行へ返済が困難であることを申し出て、返済金額の相談をします。

銀行側が応じれば、返済期間を延長したり、一定期間を金利払いのみにすることで、毎月返済額を減額することが可能です(リスケ=リスケジュール)。

しかし、当初予定より返済期間が延び、金利の総支払額が大きく増額することが問題です。

高齢になるまで返済が続くと、老後破綻の可能性が非常に高まります。また、不動産は年数を経るほど価格が大きく下がります。

近いうちに商売が軌道に乗り収入が増える、子供の学費が掛からなくなるといった、収入増加・支出減少の具体的な予定がないまま繰り延べをすると、単に問題の先送りで今より状況が悪化します。

住宅ローンの借り換え とは

例えば現在のA銀行2,000万円の住宅ローン債務を、B銀行から2,000万円借り入れてA銀行分を全額返済し、B銀行へ返済することです。

借り換えローンの金利が低くなる場合は毎月返済額が減少し、さらに返済期間を変更し毎月返済額を調整することが可能です。

注意点は、抵当権抹消・設定の登記費用等の諸費用で現金負担があること、新規ローンの申し込みになるので収入・勤続年数やローン延滞履歴の審査があることです。

そのため、既に延滞履歴がある方は、借り換えは不可能です。